Take Me Home Country Roads

僕が今住んでいるかの街は都会だ、なんていうと東京や世界の大都市で暮らしている人たちから怒られるかもしれないけれど、少なくとも僕は、何本も地下鉄が通っていて市の人口が僕の生まれた県の全人口にほぼ等しいこの街を都会だと思って生活している。

 

都会の暮らしはすごく便利だ。街に出れば大体のものは揃うし、夜中だって街は眠らない。なにより、電車を乗り過ごしてもすぐに次の電車がやってくる。

 

とても便利だけれど、TSUTAYAと大学と家をローテーションしながら生活していることを考えると、実は都会に住んでる意味は無いのかもしれないと最近思う。

 

都会を使いこなせないのは、もしかしたら僕が小さな街で生まれ育ったことに起因しているのかもしれない。

周りを山に囲まれた盆地で、最寄りの駅まで歩いて30分かかる生活は(なにが最寄りなのかさっぱりわからない)不便でせせこましく感じたけど、やっぱり僕の魂の一部みたいなものはあの街に置き去りで、今もあの坂道を自転車で下り続けているなだろう。

 

ジョン・デンバーの歌うTake  Me Home Country Roadsを聞くとノスタルジックになって微妙にホームシックになるのはきっと僕だけじゃないと信じている。

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